社会福祉法人岡山千鳥福祉会の法人・企業情報

活動の好きな部分

平谷 : 私は歌遊びの時間が好きですね。幼いころからピアノを習っていたので、教室でもよく弾いています。自分の伴奏で子どもが元気いっぱいに歌ってくれたり、音楽に乗って体を動かしたりしているのを見ると、こちらも楽しくなります。当法人ではリズム指導など、音楽の教育も積極的に行なっているのが良いですね。

大西 : 反対に私はピアノが得意ではないので、そこはもうプロの先生にお任せしています（笑）。その代わり太鼓や鈴、タンバリンなどを使って遊ぶことが多いです。音源に合わせて自由に楽器を鳴らすなど、さまざまなかたちで音楽に触れ合えるよう工夫しています。

平谷 : おやつの時間なんかに何気なくピアノを弾いていると、お隣りのクラスのドアがガラガラと開く音が聞こえてくるんですよ（笑）。自分のクラスはもちろん、気づいたらお隣りのクラスでも一緒に歌ってくれたりして。そんなときは思わず笑顔になりますね。

大西 : あとは、廃材を使った工作遊びも楽しいですね。「こんなものを作りたい」という子どもの意思を尊重し、食品用ラップの芯やお菓子の空き箱などを組み合わせてクラスに飾れるものを作っています。完成したときの「できた！」という笑顔や、誇らしそうな顔を見るのが好きです。

平谷 : 海の生き物やハロウィンの衣装など、季節ごとにテーマを決めて学年全体で協力してできるのが良いですね。完成した作品を隣りのクラスまで見せに来てくれる子もいて、そこから新しいアイデアが広がるのも興味深い。日々子どもの自由な発想に驚かされています。

職員同士のチームワーク

大西 : 工作遊びに限らず、職員同士の連携がしっかり取れているのは当法人の魅力だと思います。情報の共有はもちろん、やってみたいことに対して具体的なアドバイスをもらえるので提案がしやすいです。従来のやり方や固定概念にとらわれず、柔軟に受け止めてもらえる安心感があります。

平谷 : 私自身も先輩職員や園長先生に助けていただいた経験があるので、業務に関する提案を含めて困ったときには遠慮なく相談してほしいです。役職を問わず風通しの良い職場なので、些細なことでも一緒に話しあって解決していけたらと思っています。なにか今後、挑戦してみたいことはありますか？

大西 : そうですね、先日外国籍の子どもが入園したのですが、コミュニケーションの取り方をもっと工夫したいと考えています。当法人では子どもたちに英会話指導を行なっていますが、たとえば難しい方言を標準語に言い換えたり、簡単な外国語に置き換えて伝えたりと、より良い方法を模索中です。

平谷 : ぜひ職員全体で考えていきましょう。私はこれまで以上に異年齢交流をしていきたいと思っています。現在は3歳〜5歳児クラスで行なっていますが、0歳〜2歳児クラスとの交流もできると良いですね。幅広い世代との交流は子どもの成長を促す上でも効果的なので、これまで以上に連携できたらうれしいです。