社会福祉法人輝宝福祉会の法人・企業情報

東日本大震災をきっかけに設立。保育を通じた地域支援に取り組んでいます

メッセージ

社会福祉法人輝宝福祉会は、東日本大震災をきっかけに設立された法人です。甚大な被害を受けた宮城県石巻市にて、地域の未来を担う子どもが元気に育つ環境を整えるため、保育園を立ち上げました。地域住民にとって心の拠りどころである洞源院の住職を務める代表のもと、仏教思想を取り入れた保育を実践。未来をひらく子を宝とし、人の叡智を宝として、常に輝く人生を営めるように、保育という地域支援に取り組んでいます。

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オススメのポイント!

Point1

自分自身でしっかり考えて行動できる子どもの育成に注力しています

当法人では、子どもの自立心や自分でしようとする気持ちを大切にしています。子どもが興味を寄せるものを日々の活動に取り入れており、特別なプログラムによる教育などは行ないません。何でも先回りして手を貸すのではなく、ときには見守る姿勢を取ることも。自分自身でしっかり考えて行動できる能力を育んでいます。何事も最後まであきらめず、自分の力でやり遂げられる子どもになってほしい。それが私たちの思いです。

Point2

自然との触れ合いを通して豊かな感性を育む園外保育に注力しています

当法人では、情操教育の一環として園外保育に力を入れています。山・川・海・草木、自然は一日として同じ風景はありません。水遊びや泥んこ遊びなど、自然の中でのびのびと活動することで子どもの五感をおおらかに刺激し、豊かな感性を育んでいます。そのほか、お釈迦さまの誕生を祝う花祭りをはじめ、お寺で行なわれるお釈迦さまにまつわる行事にも参加。日常生活の中で命の大切さや感謝の心が学べる環境を整えています。

Point3

子ども一人ひとりに寄り添い、同じ目線でお友達になれる方を歓迎します

大人として上から指図するのではなく、子どもと一緒に日々の活動を楽しみながら、泣いたり笑ったりできる方と一緒に働きたいと考えています。一人ひとりの子どもに寄り添いながら、同じ目線でお友達になれる。そんな職員が活躍しています。そのほか、職員同士の連携やチームワークを大切にしている当法人。笑顔であいさつができる、周囲への心配りができるなど、当たり前のことを当たり前にできる方を歓迎します。

働く人たちについて

インタビュー

子どもの自主性を大切にする保育方針に共感

石巻たから保育園 主任 稲邉里美 2021年入職

職場選びのポイントを教えてください。

無理なく働ける環境は大事ですね。私が所属する石巻たから保育園は、月1回程度の土曜出勤がありますが振替休日はしっかり取得できます。学習会や研修への参加も可能な範囲でOKなので働きやすいですよ。幅広い年代のスタッフが活躍していて、困ったときには手助けを申し出てくれるなど、人の温かさを感じる職場です。

職場の好きな部分を教えてください。

子どもの自主性を大切にする保育方針に共感しています。決められたプログラムをこなすのではなく、子どもの気持ちや興味のあることからその日1日の計画を組み立てられるのが良いですね。「これをさせなきゃ!」ではなく「何をしよう?」から一緒に考えられるので、子どもの目線に立った保育が実践できています。

転職後に実現できたことを教えてください。

もともと人に頼ったり自分から提案したりするのが苦手でした。でも、受け止めてもらえる安心感から進んで発信できるようになったのは大きな変化かなと思います。自分自身が未熟だと、子どもにとって安心・安全な環境を整えてあげることはできません。今後も保育士として今以上に成長していきたいと考えています。

職員対談

職員同士の“自然な支え合い”がうれしい

石巻たから保育園 保育士 佐々木孝江 2019年入職 石巻たから保育園 看護師 斉藤未奈 2016年入職

日常業務の工夫と改善について教えてください。

佐々木 : 体を動かすことが好きなので、お散歩や山登りといった外遊びが好きですね。ほかにはリズム遊びも好きです。リズム遊びって子どもの発達にすごく大事で、年齢に合った動きを取り入れることで、ハイハイや両足ジャンプができるようになる。子どもの成長が目に見えて分かるので楽しいです。

斉藤 : 外遊びでいうと水遊びも楽しいですよね。水という道具を使って、どうすれば子どもが興味を持って遊びに向かってくれるのか。自分なりに考えながら毎日子どもと接しています。特別な道具を使わなくても、子どもが楽しそうに遊んでいる様子を見るとこちらもうれしくなります。

佐々木 : たしかに伝え方は悩みますね。年長さんは雑巾を縫ったり縄跳びを編んだりといった活動もあるのですが、教える立場としてどのように説明したら子どもが飽きずに作業を楽しめるのか、声がけの仕方も含めてその子その子の発達や性格に寄り添った保育を心がけています。

斉藤 : 私は看護師ということもあり、子どもとの心の距離感に気をつけています。距離が開いてしまうと、けがをしたときにすぐ来てくれないんですよ。なので、遊ぶときは一緒に楽しく遊びつつ、何かあったら遠慮なく頼ってもらえるように、普段から関わり方は意識しています。

職員同士のチームワークについて教えてください。

佐々木 : 自立した子どもに育ってほしいので、子どもの揉めごとが起きてもすぐには止めないようにしています。自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを受け入れる、そうやってまずは人に頼らず自分で考えさせることが大切かなって。すぐに手助けしたくなりますが、そこをぐっと我慢して(笑)

斉藤 : 職員同士も「今のどうだった?」「ちょっと声がけが早かったかもね」なんて、オープンに言い合える感じが良いですよね。私は少しでも先生たちの仕事をフォローできるように努めています。寝返りやハイハイができたら「できたよ!」とすぐに共有して、日々の保育に役立ててもらっています。

佐々木 : 自分の担任だけでなく、ほかのクラスにも目を向けながら「そこ大丈夫?」「こっちは私が見るよ!」みたいな支え合いが自然にできていますよね。ときには心を鬼にしながら信念を持って子どもと向き合えるのは、こうした環境のおかげ。子どもが一つひとつ壁を乗り越えていく姿を見ると感慨深いです。

斉藤 : 子どもが成長していく姿をそばで見守っていけるのは、この仕事ならではの魅力ですね。0歳から見てきた子どもが卒園する際には、「たくさんお世話できて良かった、しっかり向き合えて良かった」という思いでいっぱいになります。手をかけた分、やりがいとともに達成感もすごく大きいです。

佐々木 : 保育ってやっぱり、大人がどっしりと構えていることが大事かなって思うんです。子どもは大人をよく見ていますから、こちらがぽわんとしていると子どももそうなっちゃう。いつでも見られているという緊張感を持って、常に笑顔で毎日を過ごしていきたいですね。

先輩に聞いた働く魅力

施設の紹介

クラスの垣根を越えてスムーズに連携・交流できる、導線を意識した園舎

園舎内は、子どもはもちろんのこと職員が動く動線を意識したつくりになっています。部屋同士を通路でつなぐことで浴室や調乳室が使いやすいように工夫。クラス間の連携や交流もしやすい環境です。

空間を広く使ってのびのび過ごせるよう、シンプルですっきりとした保育室

保育室は、空間を広く使ってのびのびと過ごせるように配慮しています。おもちゃ類は最小限で、あるのは本と紙、ペンなどの道具だけ。壁面は子どもの描いた作品を飾り、シンプルですっきりとした印象です。

水・土・石ころ、自然の中にあるものすべてが遊びの道具になる園庭

子どもが自由な発想で遊びを生み出せるように、園庭にはあえて遊具などを設置していません。水・土・石ころ、自然の中にあるものすべてが遊びになる。そうした方針のもと、外遊びを楽しんでいます。

調査レポート

職員の世代
若手が多い ベテランが多い
職場の雰囲気
にぎやかな雰囲気 ほがらかな雰囲気
職場の社風
挑戦しやすい社風 堅実な社風
育成方針
しっかり育成 即戦力歓迎
勤務スタイル
柔軟な勤務スタイル 勤務時間できっちり

取材者からのひとこと

取材者
散歩や山登り、水遊びなど、自然の中でのびのびと活動する保育を大切にしている同法人。おもちゃや遊具などには極力頼らない教育方針が魅力だと感じました。今回お話を伺った職員の皆さんも明るく和やかな印象で、一緒に働く仲間への感謝を語る場面も多くあるなど、職員同士の信頼関係が伝わる取材でした。

法人情報

法人名 社会福祉法人輝宝福祉会
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本社所在地 宮城県石巻市蛇田字沖13番地
事業所

よくある質問

  • Q

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