愛知県新城市の保育士求人一覧

新城市には2020年12月時点で、認定こども園が15園、小規模保育事業所が2園あります。2021年度の、愛知県全体の保育士有効求人倍率は2.42倍であり、全国平均の2.94倍を下回っています。2019年度のデータによると、新城市の待機児童数は0名となっています。しかし、未満児さんの保育需要が増加傾向にあることから、こども園の乳児室を拡張し、すべてのこども園で0歳児の受け入れを行うなど、定員数を増加する計画をしているようです。このことから、新城市では今後も保育士さんの需要が大きい地域と予想されます。

2020年度、愛知県全体における保育士の月の平均給与は、男性が29万3500円、女性が25万5700円であり、男女ともに全国平均を上回っています。新城市在住の潜在保育士さんは、愛知県が行う「就職準備金制度」を利用することができます。この制度は、県内保育所などに新たに就労が決まった際、就職の準備に必要な費用を貸付しており、保育士さんの経済負担の軽減を図っています。また、保育士養成施設に在学する学生を対象に「保育士修学資金貸付事業」を行っています。この制度では、学費や就職準備などの資金を貸付しており、卒業後に県内の保育施設に5年間勤務することで、資金の返還を免除としています。このように新城市では、保育人材への経済支援に取り組んでおり、保育士さんとして就職しやすい環境にあるといえるでしょう。

新城市は、子育て支援を積極的に取り入れています。市町村が主体となり、保護者が共働き等で昼間家庭を留守にしている場合、児童の預かりを行う「児童クラブ」を設置しています。クラブでは、放課後だけでなく、学校の長期休業中も支援を実施しており、子どもが安心して過ごせる居場所を提供しています。また「ファミリー・サポート・センター事業」では、子育て支援を希望する方と、支援に協力したいボランティアの方が、子どもの預かりや習い事への送迎、病児保育を行い、地域の子育て世帯をサポートしています。新城市では、地域をあげて子育て支援を行っており、保育士さんが活躍できる子育て支援の現場が多いといえそうです。

新城市は、愛知県の東部、静岡県との県境に位置しています。市内には高速道路が走り、名古屋圏まで約1時間以内で行ける利便性のよさがあるようです。市内には路線バスも運行しており、日々のお買い物や通勤に活用することができそうです。市内には国定公園・県立公園を有する高原が広がり、城址や峡谷など歴史を感じる自然豊富な地域といえるでしょう。また、温泉街などもあり、周辺はサイクリングコースが整備され、保育士さんもお休みの日には身体を動かして、温泉でゆっくりとするなど活用できるかもしれませんね。