大阪府高槻市の保育士求人一覧

高槻市には2020年4月時点で、公立保育所が9園、私立保育園が14園、公立認定こども園が4園、私立認定こども園が29園あります。2021年度の大阪府全体の保育士有効求人倍率は4.37倍であり、全国平均と比べて高い数字です。2020年4月のデータによると、高槻市は待機児童数0名を達成しています。高槻市の保育所等利用定員数は前年度と比較して236名増加し、保育所等利用児童数も前年度と比較して153名増加しています。高槻市では今後も保育のニーズが高まることが予想され、ますます保育士さんの需要がある地域といえるでしょう。

2020年度、大阪府全体における保育士平均給与は、男性が27万500円、女性が25万2800円で、男女ともに全国平均とほぼ同一の数値です。高槻市では「高槻市保育士・保育所支援センター」を設けており、保育士復職セミナーなどを開催し、潜在保育士の現場復帰を支援しています。また、高槻市で保育士として保育所等に勤務することが決まった方は、大阪府が行っている「保育士就職準備金貸付」の制度を利用することが出来ます。転居費用や用品代など就職に要する費用を貸付し、2年間保育所等に従事することで返還免除になる制度です。高槻市では潜在保育士さん向けの支援や、保育所勤務が決まった保育士さんへの支援を通し、保育の人材確保を行っていることから保育士さんとして就職がしやすい環境にあるといえるでしょう。

高槻市では、子育て支援を積極的に取り入れています。2019年4月に「高槻子ども未来館」をオープンし、病児保育や休日一時預かり保育、乳児健診など、さまざまな保育のサポートを行っています。また、「高槻市立臨時保育室」を設け、市外からの転入や産休・育休を終えて入所を希望する方など、年度途中の保育ニーズに対応しています。医療の面では「夜間休日応急診療所」を設け、夜間や休日に起こる子どもの急な病気やケガに365日体制で対応する小児救急外来を実施しています。子育て世帯向けの支援を数多く行っている高槻市は、子育て中の保育士さんでも仕事との両立を図りやすい地域といえるでしょう。

高槻市は、政令指定都市である大阪市と京都市の中間に位置し、ベッドタウンとして発展しています。⾼槻で暮らす魅⼒のひとつが、交通の利便性です。多くの市営バスが⾛り、市内の移動がしやすいのはもちろん、⾼速道路へのアクセスが可能になり、交通網がいっそう充実しました。市の北部の⾃然あふれる摂津峡エリアでは、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。市の中部には、全国でも珍しい古墳の中に入れる公園もあるなど、自然が多くあるエリアです。毎年夏には市民祭を開催。市役所前を中心に市民らによるパレードが行われ、露店が並ぶなど、見どころ満載です。保育士さんもお休みの日には自然に触れて、リフレッシュすることができそうです。