京都府京都市北区の保育士求人一覧

京都府北区には2021年7月時点で、公立保育所が1園、私立保育園が13園、幼保連携型認定こども園が3園、保育所型認定こども園が2園、幼稚園型認定こども園が2園、小規模保育事業所が9園あります。2021年4月のデータによると、京都市では8年連続で待機児童0を達成しています。これは京都市が保育所の受入枠を新たに368人分確保するなど、地域全体で待機児童解消に向けて取り組んできたためです。北区では安定的な保育環境を維持するために、今後も保育士の人材を充実させていく必要があるといえるでしょう。

2020年度、京都府全体における保育士の月の平均給与は、男性が30万8500円、女性が26万8100円で、男性女性ともに全国平均を上回っています。京都府では、潜在保育士さんの就職を応援するため「保育士就職準備金貸付事業」を展開しています。この制度の対象者は京都府内の保育所に、新たに週20時間以上勤務する方。要件をすべて満たした場合、就職にかかる経費を貸付してもらえるので、北区在住の潜在保育士さんは再就職する際、活用してみてはいかがでしょうか。その他にも京都市では、保育士さんの処遇改善のために独自に予算を投入し、給与改善を実現しています。これにより、市内の民間保育園や認定こども園に勤務する保育士さんの給与水準は、全国平均の1.34倍となっています。さらに保育士として働く魅力を発信する実行委員会を発足し、さまざまな保育の魅力を動画で配信しています。このように北区を含む京都市は、保育士さんが働きたいと思える環境づくりに力をいれているといえるでしょう。

京都市北区では、誰もが安心して子育てを楽しみ、子どもが健やかに生まれ育つことができるようにとの願いから、地域全体で子育てを支えあう環境づくりに力を入れています。親子が遊びに行けるイベントや行事予定を掲載した毎月発行の「はぐくみだより」のほか、年1回の頻度で区内の保育園や児童館、子育てサロン、医療機関などの情報を掲載した子育て支援情報誌を発行し、子育てをサポートしています。また、不要になった子ども服や絵本を集め、無償で必要とする家庭に譲渡する「ニコニコ北っ子・子ども服リユース☆」も実施。この取り組みでは、区内の子育て支援ネットワークがいかされており、子育て家庭の孤立防止などの目的とともに環境にやさしいまちづくりも推進されています。このように北区は子育てに対する市民の意識が高く、保育士さんも協力を得やすいエリアといえそうですね。

京都市を構成する11区のひとつである北区は、山林や川といった豊かな自然環境と、多くの人が訪れる社寺など歴史や文化にふれられる環境に恵まれています。交通は、区内外への快適な移動のために地下鉄や市バスなどが運行するなど、利便性の高い交通環境が整備されています。また散策におすすめな市民の憩いの場である公園づくりが行われるなど、都市基盤が整備されています。その他にも北区には4つの大学があり、コンビニや飲食店などが点在しており日常生活も快適に過ごせるのではないでしょうか。